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Q再研磨の効果、再研磨で注意する事はなにか

A 金型のトータル寿命を延ばす事ができますが、作業のやり方により逆効果もあり注意が必要です。

再研磨の効果


金型磨耗が進行しますと、<打抜きバリが大きくなる ・ スラグ上がりしやすくなる ・ 抜き穴口元のダレが大きくなる ・ 破断が遅れ構成刃先が付きやすくなる>等が発生しますが、これらを再研磨する事により再生しトータル寿命を延ばす事が出来ます。
但し、角・矩形等の4コーナー部は、他部分より磨耗が大きくなり再生は出来ません。又、再研磨は全長を短く磨耗部を除去する研削であり、刃先側面は寸法が変わります。全長の寸法変化が許されない型で構成刃先が付いた場合は油砥石等で除去して下さい。
《参考》 角・矩形等のコーナーRは、板厚の25%(SUSは50%) 以上にするとその不部分の寿命が大幅に向上します。


再研磨の注意


乾式や切込みの多い研磨をすると、研磨熱により金型内部応力の発生及び硬度軟化により研磨後の金型寿命が短くなる事があり注意が必要です。早目に研磨をして (研磨代0.2以下) 研磨回数を多くすることによりトータルで寿命を延ばすことができます。

1.湿式研磨
ワークを冷却し研磨熱を発生させない。 パンチのシャー角を自在に研磨できる当社のツールグラインダーをお奨めします。 (初回分の防錆剤入り研磨原液付き)

2.切込み量 ・ ワーク送り
切込み量は極力少なく (0.02mm以下) し、ワーク送りを遅くする事により、研磨熱を抑える事が出来て、更に研磨バリも最小になります。

3.仕上げ ・ 研磨後処理
研磨の最終に切込み量を0にして、火花が消えるまでワーク送りを繰返して下さい。 又、研磨後には、研磨バリが刃先に焼付き等のわるさをしない様、白砥石か細目の油砥石等で研磨バリを除去してください。
再研磨後の金型は、基本的にシムを使用して下さい。 シムを使用しない場合の不具合としてスラグ上がり・最悪打抜けない原因になり、特にダイ側では、打抜かれるワークの歪・反りの原因になる場合があります。